体例(読み)たいれい

精選版 日本国語大辞典 「体例」の意味・読み・例文・類語

たい‐れい【体例】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事全般とその細則
    1. [初出の実例]「依日来体例、収供帳銭物」(出典:永平道元禅師清規(13C中)知事清規)
    2. [その他の文献]〔晉書‐李重伝〕
  3. 文章形式詩文体裁
    1. [初出の実例]「元来日記の体例なれば、其月日を以て章にかへ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉例言)
    2. [その他の文献]〔宋書‐傅隆伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「体例」の読み・字形・画数・意味

【体例】たいれい

全体組織と細則の規定。〔晋書、李重伝〕革法創制は、當(まさ)に先づ利を開塞するの理を盡し、擧げて之れを錯(お)くべし。體例を大し、否滯無(な)からしむるは、亦た未だ易からざるの故なり。

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