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先原 さきばら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

先原
さきばら

静岡県伊豆半島東部,伊東市の南部に広がる標高 100~400mの火山性台地。南半部は約 5000年前に流出した玄武岩溶岩で大室山を中心とし,一碧湖がある。北半部は小室山,鉢窪山など小火山の噴出物から成る。海岸寄りには海食崖がみられ,川奈崎,日蓮崎,富戸 (ふと) 付近では小室,大室両火山の溶岩流が海中に流入してつくられた溶岩台地がみられる。この台地には,光之村 (みつのむら) ,上野などの開拓集落がありミカン園を造成している。 1955年以降,遠笠山有料道路,伊豆急行の開通などによって伊豆シャボテン公園,別荘地分譲など観光開発が盛んになった。富士箱根伊豆国立公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

先原
さきばら

静岡県伊東市南部、大室山(おおむろやま)火山の東方に広がる溶岩台地。標高100~400メートル。玄武岩質の溶岩流からなり、東端は相模灘(さがみなだ)に達し、城ヶ崎(じょうがさき)海岸の海食崖(がい)をつくり、門脇(かどわき)崎、日蓮(にちれん)崎などの岬と小入り江を形成した。乏水性の原野で放置されていたが、第二次世界大戦後の大室開拓によって旧対島(たじま)村(現、伊東市)を中心に酪農、果樹、温室経営と定着した。観光開発が進み、分譲別荘地、レジャーランド(伊豆(いず)海洋公園など)が建設され、大室高原、伊豆高原ともよばれる。[北川光雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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