先客(読み)センキャク

デジタル大辞泉 「先客」の意味・読み・例文・類語

せん‐きゃく【先客】

先に来た客。「先客がある」
[類語]客人来客訪客来訪者訪問者賓客来賓まろうどゲスト珍客弔客

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「先客」の意味・読み・例文・類語

せん‐かく【先客】

〘名〙 (「かく」は「客」の漢音) =せんきゃく(先客)
評判記色道大鏡(1678)二「但もらひかぬるといふは、先客(センカク)をかぼふ心か、後の客に心の来らぬかにて、しぶる事也」

せん‐きゃく【先客】

〘名〙 先に来た客。すでに来ている客。また、以前の客。せんかく。〔和英語林集成初版)(1867)〕
窮死(1907)〈国木田独歩〉「先客(センキャク)三人も今来た一人も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android