全日本剣道連盟(読み)ぜんにほんけんどうれんめい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全日本剣道連盟」の意味・わかりやすい解説

全日本剣道連盟
ぜんにほんけんどうれんめい

財団法人剣道界の最高統括団体。傘下には各都道府県,警察実業団などの剣道連盟がある。代表役員が各種行事の運営,重要事項の決定,さらに6段以上の段位錬士 (6段受有者) ,教士 (7段) ,範士 (教士で8段受有者) の3種類の称号審査も行なっている。8段以上の段位の審査を受ける者は,加盟団体の会長推薦が必要になる。

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世界大百科事典(旧版)内の全日本剣道連盟の言及

【剣道】より

…このような方針に対して,1950年剣道を母体とし,新しいスポーツとして考案され認められたのが〈しない競技〉である。そして講和条約の発効した52年に全日本剣道連盟が結成され,剣道はスポーツとして再出発することを明確にした。53年には学校でも行えるようになった剣道は,その後順調に発展し,警察,学校,実業団など組織的にも整備され,競技人口も急増した。…

※「全日本剣道連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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