公安警察(読み)コウアンケイサツ

デジタル大辞泉 「公安警察」の意味・読み・例文・類語

こうあん‐けいさつ【公安警察】

警察組織のうち、公共の安全の維持目的とする組織。警視庁公安部や各道府県警察の警備部公安課・外事課など。日本共産党・その他の左翼団体・右翼団体・宗教団体・外国の情報機関などを捜査対象とする。
[補説]公安調査庁とは別組織。また、国家公安委員会都道府県公安委員会は、公安警察を含む警察全体を統括する組織。

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改訂新版 世界大百科事典 「公安警察」の意味・わかりやすい解説

公安警察 (こうあんけいさつ)

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世界大百科事典(旧版)内の公安警察の言及

【警備警察】より

… 警備警察は,とりわけ60年代から70年代へと,通常の刑事犯罪に対処したり,市民サービスを行う市民警察あるいは普通警察に比べ,予算・人員ともに大増強され,情報通信網,装備,情報管理の充実と高度化が図られてきた。 警備警察は,他方で警備公安警察あるいは公安警察と呼ばれ,その問題性が指摘されている。そこではまず,警備警察の中心が公安維持,端的には特定の政治的秩序維持のための警備情報収集という予防的活動にあることが,警察の中立性や,警備警察の法的根拠(警察法2条1項)との関連で問題とされる。…

※「公安警察」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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