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共同相続 きょうどうそうぞく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

共同相続
きょうどうそうぞく

相続人が2人以上存在する相続。第2次世界大戦後の民法改正前は,単独相続 (1人相続) である家督相続原則であったが,新憲法に伴う民法改正以後の法定相続は共同相続が原則となった。相続財産共同相続人相続分に応じて承継され,その共有に属する (民法 898) 。これを合有と解する見解もあるが,判例は一貫して共有と解し,分割前の持分譲渡を有効としている。共同相続人被相続人が遺言で禁じた場合を除くほか,いつでも遺産を分割することができる (907条) 。遺産の分割により相続財産は各相続人の単独所有となる。

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百科事典マイペディアの解説

共同相続【きょうどうそうぞく】

2人以上の相続人が共同で相続する相続形態。単独相続に対する。昔は単独相続が広く行われたが,近代では相続は一般に共同相続である。日本でも,新民法によって単独相続である家督相続が廃止され,均分相続を旨とする共同相続制度が採用された。
→関連項目寄与分長子相続分割相続

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大辞林 第三版の解説

きょうどうそうぞく【共同相続】

二人以上の相続人が共同して財産を相続すること。 ↔ 単独相続

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

共同相続
きょうどうそうぞく

2人以上の相続人が共同して相続する相続形態。単独相続に対する。[編集部]

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世界大百科事典内の共同相続の言及

【相続】より

…承継者の主観的・客観的状況のいかんを問わず相続開始によって当然に財産権の移転が生じると考られることから,相続人は,相続財産に対してただちに所有権を取得するだけでなく,占有権もただちに取得するものとされている。共同相続関係では,被相続人の死亡によってただちに相続財産のすべてについて,相続人全員(放棄者を除く)の共有が観念的に成立することとなる。この特殊な共有関係を解消して各相続人が単独の所有権者となる手続を遺産分割という。…

※「共同相続」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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