コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

列藩会議論 れっぱんかいぎろん

世界大百科事典 第2版の解説

れっぱんかいぎろん【列藩会議論】

江戸末期の最終段階に現れた政治論。各藩より選出された代表者からなる会議を設け,これに最高の権力を与えることによって朝廷幕府・諸藩相互間の軋轢(あつれき)・対立を克服し,全国の一致を実現しようとした思想。思想的には,儒教の公論尊重思想を媒介として,西洋議会制度の観念が導入されたところに形成されたもので,幕藩的な権力割拠制の下に成立した議会論といいうる。歴史的には,公武合体論を継承しつつ,尊王攘夷ないし尊王討幕論に対抗して展開され,慶応年間(1865‐68)には新しい政体の構想という性格を帯びる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

熱にうなされる(間違いやすいことば)

○熱に浮かされる 高熱でうわ言をいう意味の表現は、「熱に浮かされる」が正しい。また、物事の判断がつかなくなるほど熱中することも意味する。音が似ていることから混用され、「浮かされる」が「うなされる」に入...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android