デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤勘六」の解説 加藤勘六(2代) かとう-かんろく 1766-1848 江戸時代中期-後期の陶工。明和3年生まれ。父の初代勘六の家をつぐ。作品は勘六(閑陸(かんろく))青磁,勘六獅子,勘六風炉(ふろ)と称される。晩年には閑遊の印をもちいた。嘉永(かえい)元年死去。83歳。号は閑陸,閑遊。 加藤勘六(初代) かとう-かんろく ?-? 江戸時代中期の陶工。加藤春琳の長男。元文年間(1736-41)に尾張(おわり)(愛知県)瀬戸の北島に分家し,製陶を業とした。 加藤勘六(4代) かとう-かんろく ?-? 幕末-明治時代の陶工。陶器から磁器の製作に転じ,慶応2年(1866)製磁に素磁の模型をもちいる方法を案出した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例