勘兵衛新田(読み)かんべえしんでん

日本歴史地名大系 「勘兵衛新田」の解説

勘兵衛新田
かんべえしんでん

[現在地名]姫路市大津区勘兵衛町おおつくかんべえちよう大津区真砂町おおつくまさごちよう

西汐入にししおいり川を挟んで吉美きび村の東に位置し、揖東いつとう郡に属する。東は汐入川を境に飾西しきさい広畑ひろはた村、北は天満てんま村。寛政二年(一七九〇)大坂町奉行所代官羽倉権九郎の下検分により網干あぼし浦海表付洲の新田開発が計画された(「請書差上書」天満自治会蔵)。翌三年幕府による新開場として開発が公表されたが、予定地に天満村の塩浜跡七町二反余、吉美村の葭場二町四反余が含まれていることが判明。


勘兵衛新田
かんべえしんでん

[現在地名]伊奈村勘兵衛新田

高岡たかおか村西南に所在。村域の勘兵衛新田遺跡は集落跡で縄文土器弥生土器土師器などが出土元禄(一六八八―一七〇四)以降の開田と思われ、「各村旧高簿」によれば明治元年(一八六八)には天領で村高六九・七七六石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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