日本歴史地名大系 「伊奈村」の解説
伊奈村
いなむら
慶長九年(一六〇四)の伊奈之郷名寄帳(大福家文書)では高一一五貫七九二文(納高一一七貫一一文)で、ほかに現物納は綿二貫四四〇匁・紬三二反・荏一二俵・漆二七三盃(ただし荏・漆は金納)であった。田園簿に伊奈宿とみえ、田一八石余・畑五六〇石余で幕府領、ほかに紙舟役永一四三文。寛文七年(一六六七)の検地帳(五日市町史)では田二町九反余・畑七五町一反余(うち中畑二二町三反余・下畑二七町九反余)・屋敷六町五反余。元禄郷帳では高六六二石余。享保六年(一七二一)の山之根村高改帳では幕府領六五二石余とある。
伊奈村
いなむら
伊奈村
いなむら
伊奈村
いなむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報