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勝諺蔵(3代) かつ げんぞう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

勝諺蔵(3代) かつ-げんぞう

1844-1902 明治時代の歌舞伎作者。
天保(てんぽう)15年5月生まれ。勝能進の子。3代瀬川如皐(じょこう)の門にはいり,浜彦助を名のる。明治9年立作者となる。11年父が能進と改名したとき,3代諺蔵を襲名。作品の数は父との合作もふくめて三百余。明治35年10月27日死去。59歳。江戸出身。本名は高田彦兵衛。作品に「二蓋笠柳生実記(にがいがさやぎゅうじっき)」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

勝諺蔵(3代)

没年:明治35.10.27(1902)
生年:弘化1(1844)
幕末明治期の歌舞伎狂言作者。本名高田彦兵衛。2代目諺蔵の子として江戸浅草に生まれた。3代目瀬川如皐に入門し,文久2(1862)年,浜彦助と名乗って中村座に初出勤。明治5(1872)年,大阪で勝彦助と改名,さらに11年に勝諺蔵を継ぎ,一時は竹柴姓を名乗ったが,勝姓にもどった。大阪で活躍した期間が長く,父と共に三百余種の作品を書いた。時事戦記物「西南夢物語」,新聞連載の実録小説を脚色した「廿四時改正新話」(「鳥追お松」),シェイクスピアの翻案脚色物「何桜彼桜銭世中」などが代表作。<参考文献>伊原敏郎『明治演劇史』

(諏訪春雄)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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