北相木(読み)きたあいき

改訂新版 世界大百科事典 「北相木」の意味・わかりやすい解説

北相木[村] (きたあいき)

長野県東部,南佐久郡の村。人口842(2010)。千曲川支流相木川の上流に位置し,村域の大部分関東山地に属する。川沿いの狭長な平地耕地が開かれ,高原野菜,花卉,ナメコ,シイタケの栽培,稲作,ノザワナ漬の生産が行われるが,ほとんどが兼業農家。かつて人口の減少が著しかったが,近年は横ばい状態にある。1884年の秩父事件には村内からの参加者も多かった。縄文早期の栃原岩陰遺跡がある。大禅の滝の氷柱は冬の風物詩として知られる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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