デジタル大辞泉 「医博士」の意味・読み・例文・類語 い‐はかせ【医博士】 1 律令制で、典薬寮の博士。医術・調剤術を施し、また、医生に教授をした。2 医学博士。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「医博士」の意味・読み・例文・類語 い‐はかせ【医博士】 〘 名詞 〙① 令制で、宮内省の典薬寮に所属した官。医術、調剤術を施し、また、医生(いしょう)に教授する。正七位下相当の官。定員一人。くすしのはかせ。〔令義解(718)〕② 医学の博士号をもっている者。医学博士。[初出の実例]「立会の医博士(イハカセ)一人と、別に赤十字の看護婦五名あり」(出典:外科室(1895)〈泉鏡花〉上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「医博士」の意味・わかりやすい解説 医博士いはかせ 令制では宮内省管下の典薬寮の職員。定員1名。相当位は正七位下。医師 10人のなかから,特に優秀な者を選任し,医生 40人に薬の処方,医学書などを教授する。近江令・浄御原令官制の外薬寮の職員中に,すでにその官職名がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報