事典 日本の地域ブランド・名産品 「十六ささげ」の解説
十六ささげ[豆類]
じゅうろくささげ
主に愛西市・稲沢市で生産されている。ささげは、マメ科ササゲ属の作物。1915(大正4)年には愛知県内で栽培されていたという。長さは30cm程度。淡緑色のさやに赤褐色の豆。旬は7月〜8月。収穫は早朝に手作業でおこなわれる。愛知県尾張地域と岐阜県を中心に消費される地産地消の夏野菜。若い莢を和え物・煮物・炒め物・てんぷらなどに調理して食べられる。あいちの伝統野菜。
十六ささげ[豆類]
じゅうろくささげ
主に羽島市・本巣市で生産されている。莢に16個の豆が入っていることが名前の由来。高温や乾燥に強く、盛夏でもよく着莢する。青物が少ない夏季の貴重なビタミン源。莢がまだやわらかい状態で収穫して莢ごと食べる。飛騨・美濃伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報