ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドレーク海峡」の意味・わかりやすい解説
ドレーク海峡
ドレークかいきょう
Drake Passage
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南アメリカ南端、ティエラ・デル・フエゴのホーン岬と南極半島沖のサウス・シェトランド諸島を隔てる幅約800キロメートルの海峡。1578年、イギリスの航海者ドレークが、南太平洋で暴風にあってホーン岬付近に漂着したのち大西洋に出たことから、この海峡の存在が初めて世に知られた。南太平洋側から南大西洋側へ向かう東向きの南極環流が流れている。冬季、海氷が海峡中央部の南緯60度付近まで張り出す。
[松本栄次]