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南蔵院(読み)なんぞういん

日本歴史地名大系 「南蔵院」の解説

南蔵院
なんぞういん

[現在地名]篠栗町篠栗

八木山やきやま峠の西側中腹にある寺院。若杉わかすぎ山にある篠栗新四国霊場の総本山。正式には高野山真言宗別格本山篠栗四国総本寺南蔵院。篠栗霊場の創設は、天保六年(一八三五)四国八十八ヵ所巡拝の帰途立寄った姪浜めいのはま(現福岡市西区)の尼僧慈忍の発願に基づく。若杉山は空海の古跡として知られていた。形を整えたのは嘉永七年(一八五四)で、篠栗村の藤木藤助が八八体の仏像を若杉山北東麓一帯に安置したことによる。


南蔵院
なんぞういん

[現在地名]練馬区中村一丁目

瑠璃光山と号し、真言宗豊山派。上練馬村の愛染あいぜん院末であった。延文二年(一三五七)良弁の開山と伝える(「南蔵院由緒沿革」寺蔵文書)本尊薬師如来秘仏で、三三年に一度開帳された。慶安二年(一六四九)幕府より寺領一二石余を与えられ、同年以降天保一〇年(一八三九)まで七通の朱印状写が残る。御府内八十八ヵ所観音霊場の第一五番札所。入母屋造の薬師堂、寄棟造の閻魔堂、切妻造の長屋門があり、入母屋造の鐘楼門は宝暦三年(一七五三)建立

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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