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印文土器 いんもんどき

大辞林 第三版の解説

いんもんどき【印文土器】

中国南東部で新石器時代から漢代に使われた土器。幾何学文様のあるスタンプを打った灰色の壺などで、軟陶と硬陶の別がある。

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百科事典マイペディアの解説

印文土器【いんもんどき】

新石器時代末から代ごろ,中国東南部沿海地方で盛行した先史土器。壺形を中心とする土器を成形しながら,木製陶製の棒で押したりたたいたりして幾何学文様をつけたもの。

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世界大百科事典 第2版の解説

いんもんどき【印文土器】

中国の南東沿海地方,江蘇安徽浙江江西福建・広東・広西の諸省に分布する先史時代から戦国時代ごろまでの土器。中国では印文陶yìn wén táoという。各種の文様を彫りつけた叩き板で土器の外面をたたいて成形した土器の総称で,一般の縄蓆文土器と区別して幾何印文土器とよばれる場合もある。1914年に広東省で発見され,印文土器文化とよばれたこともあるが,各地の資料がととのうにつれ,湖熟文化(江蘇),馬橋文化(上海),呉城文化(江西)など地方ごとに区分する方向にある。

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