厳密(読み)ゲンミツ

デジタル大辞泉 「厳密」の意味・読み・例文・類語

げん‐みつ【厳密】

[形動][文][ナリ]誤りや手落ちのないように、細かいところまできびしく目を行き届かせていて、すきがないさま。「厳密検査を受ける」「厳密に言えば多少異なる」
[派生]げんみつさ[名]
[類語]綿密精密緻密細密詳密精巧巧緻精緻精妙精到

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厳密」の意味・読み・例文・類語

げん‐みつ【厳密】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 きびしくすきがないさま。厳重でこまかいさま。また、厳正で公平なさま。
    1. [初出の実例]「且於純友厳密官符、兼預栄爵」(出典古事談(1212‐15頃)四)
    2. 「開闢以来未(いまだ)斯る不思議やあるとて、厳密(ゲンミツ)の綸旨御教書を成されしかども」(出典:太平記(14C後)三六)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐郎顗伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む