精巧(読み)セイコウ

デジタル大辞泉 「精巧」の意味・読み・例文・類語

せい‐こう〔‐カウ〕【精巧】

[名・形動]仕組みが細かくよくできていること。また、そのさま。「精巧なからくり」
[類語]精密綿密厳密緻密細密詳密巧緻精緻精妙精到

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精選版 日本国語大辞典 「精巧」の意味・読み・例文・類語

せい‐こう‥カウ【精巧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細工がこまかくたくみなこと。手なれていてたくみなこと。狂いがなく正確にできていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「近世製精巧有衝錠車錠蝦錠之数品、可以固戸及櫃箱等」(出典和漢三才図会(1712)八一)
    2. 「人智を極めし百般精巧の機械を蔵貯せる処なれば」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二)
    3. [その他の文献]〔梁元帝‐謝東宮賜白牙鏤管筆啓〕

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普及版 字通 「精巧」の読み・字形・画数・意味

【精巧】せいこう(かう)

精妙。技術がすぐれる。宋・欧陽脩〔日本刀歌〕詩 傳へ聞く、其の國大島に居る 土壤沃饒にして風俗好し 其の先徐(秦の方士)、秦民と詐(いつは)り りて淹留し、丱(くわんどう)老いたり 百工五種、之れと居る 今に至るまで玩、皆巧なりと

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