蒼生(読み)ソウセイ

デジタル大辞泉 「蒼生」の意味・読み・例文・類語

そう‐せい〔サウ‐〕【×蒼生】

多くの人々。人民。あおひとぐさ。蒼氓そうぼう
[類語]国民人民公民市民万民ばんみん四民臣民同胞国人くにびと国民くにたみたみ民草たみくさ億兆おくちょう蒼氓そうぼう赤子

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精選版 日本国語大辞典 「蒼生」の意味・読み・例文・類語

そう‐せいサウ‥【蒼生】

  1. 〘 名詞 〙 一般の人々。たみ。国民。人民。青人草(あおひとぐさ)
    1. [初出の実例]「是以天下蒼生、上及人主」(出典:行基大僧正墓誌(高瀬氏蔵)‐天平二一年(749)三月二三日)
    2. 「蒼生を利せんがために」(出典:平家物語(13C前)七)
    3. [その他の文献]〔書経‐益稷〕

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普及版 字通 「蒼生」の読み・字形・画数・意味

【蒼生】そう(さう)せい

人民。〔晋書王衍伝〕山濤~之れ(王衍)をりて曰く、何物老嫗ぞ、馨(ねいけい)(かくの如き)兒を生める。然れども天下生をは、未だ必ずしも此の人に非ずんばあらずと。

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