受用(読み)ジュヨウ

デジタル大辞泉の解説

じゅ‐よう【受用】

[名](スル)受け入れて用いること。また、受け入れて味わい楽しむこと。
「これを―すること酔いたる人の水を飲むらんようなり」〈鴎外訳・即興詩人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じゅよう【受用】

( 名 ) スル
うけいれて、もちいること。 「公益事業も青年の-する所と成りません/一隅より 晶子

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

じゅ‐ゆう【受用】

〘名〙 仏語。
① 仏が仏土にあって法楽を味わうこと、または法を説いて法楽を味わわせること。また、そうした仏(自受身)のこと。〔往生要集(984‐985)〕 〔仏地論‐三〕
② 身に受けて、よろこびにひたること。
正法眼蔵(1231‐53)陀羅尼「仏祖の神通を受するのみにあらず」

じゅ‐よう【受用】

〘名〙
① 受け入れて用いること。
※九冊本宝物集(1179頃)八「鬼神のならひは、祭物を受用して」 〔周礼‐天官・大府〕
② 味わい楽しむこと。特に、芸術作品などを鑑賞、享受すること。また、その楽しみ。受容。
※蔭凉軒日録‐寛正五年(1464)八月二七日「持国師平生受用底柑子一枝所制作之薬匙

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