


(ひょう)+舟(しゅう)。
は上下の手。舟は盤の形。盤中にものを入れ、これを授受することをいう。〔説文〕四下に「相ひ付(わた)すなり」とし、舟の省声とするが、舟を声符に用いる字ではない。「朕(おく)る」「般(はこ)ぶ」など、みなその器を用いる。〔周礼、春官、司尊彝〕に、彝(い)の下に「皆舟あり」、その〔注〕に「今時の槃(ばん)の
(ごと)し」とあり、舟が盤の形の器である。受は金文に授・受の両義に用い、のち授・受の二字に分かれた。
▶・受
▶・受恩▶・受貨▶・受学▶・受寄▶・受祺▶・受釐▶・受咎▶・受
▶・受享▶・受教▶・受業▶・受窶▶・受屈▶・受形▶・受刑▶・受降▶・受罪▶・受祉▶・受賜▶・受室▶・受爵▶・受取▶・受授▶・受終▶・受觴▶・受賞▶・受
▶・受訊▶・受成▶・受生▶・受制▶・受禅▶・受胙▶・受祚▶・受胎▶・受託▶・受諾▶・受田▶・受難▶・受任▶・受納▶・受罰▶・受俘▶・受服▶・受福▶・受命▶・受用▶・受理▶・受累▶・受禄▶・受
▶・受賄▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…中国,殷の最後の王である帝辛のこと。受ともいう。前11世紀の人。…
…サンスクリットでは,パンチャ・スカンダpañca‐skandhaという。生命的存在である〈有情(うじよう)〉を構成する五つの要素すなわち,色(しき),受(じゆ),想(そう),行(ぎよう),識(しき)の五つをいう。このうち色(ルーパrūpa)には,肉体を構成する五つの感覚器官(五根)と,それら感覚器官の五つの対象(五境)と,および行為の潜在的な残気(無表色(むひようしき))とが含まれる。…
… 同じ内容を組織的に説いたのが,前述の〈四諦〉である(諦は真実,真理の意)。教理上の説明を加えると,(1)苦諦(くたい) 人生には生老病死の四苦のほか,愛(いと)しい人に別れ,怨み憎しみある者に出会い,求めるものは得られず,この身は無常な諸要素(五蘊(ごうん)――肉体(色)と感覚(受),表象(想),意思(行),認識(識)の諸心理作用)の集合にすぎない,という合計8種の苦悩がある。(2)集諦(じつたい) この苦を集め起こすもの,つまり苦の原因としては,煩悩と総称される心のけがれ(むさぼり,にくしみ,無知など)がある。…
※「受」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...