史局(読み)シキョク

デジタル大辞泉 「史局」の意味・読み・例文・類語

し‐きょく【史局】

史書編纂へんさんする場所徳川光圀とくがわみつくにが「大日本史」を編纂するため江戸駒込別邸に置いた史局が知られる。

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精選版 日本国語大辞典 「史局」の意味・読み・例文・類語

し‐きょく【史局】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 歴史を編纂するための役所
    1. [初出の実例]「偸居史局三年去、悉入兵曹一月強」(出典:菅家文草(900頃)一・拝戸部侍郎、聊書所懐、呈田外史)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐劉知幾伝〕
  2. [ 2 ] 江戸時代、徳川光圀(みつくに)が「大日本史」編纂のために設けた編纂所。明暦三年(一六五七)江戸駒込に開き、寛文一二年(一六七二)江戸小石川に移し彰考館命名。のち斉昭(なりあき)大部分水戸に移した。

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普及版 字通 「史局」の読み・字形・画数・意味

【史局】しきよく

史館修史局。〔唐書、劉知幾伝〕局は深く禁門(か)る。顏面を杜(ふさ)ぎ、を防ぐ以なり。今作林の如し。儻(も)し襃貶(はうへん)を示さば、曾(すなは)ち未だ口をたずして、野咸(ことごと)く知らん。

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