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合衆国銀行 がっしゅうこくぎんこう Bank of the United States

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

合衆国銀行
がっしゅうこくぎんこう
Bank of the United States

連邦政府の特許状に基づいて設立されたアメリカ建国期の全国的銀行。第一合衆国銀行 (1791~1811) と第二合衆国銀行 (16~36) の2つがある。双方とも公債と統一通貨を発行し国内統一市場の形成に貢献した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

合衆国銀行
がっしゅうこくぎんこう
The Bank of the United States

アメリカ合衆国初代財務長官ハミルトンの建議によって1791年12月に資本金1000万ドル(政府出資200万ドル、民間出資800万ドル)で発足した銀行。本店はフィラデルフィア。同銀行設立のねらいは、独立戦争期のもろもろの公債を新たに発行する合衆国連邦公債で借り替え、その公債を合衆国銀行に出資させて公信用を確立することにあった。1811年その特許期限満了とともに廃止されたが、第二次アメリカ・イギリス戦争(一八一二年戦争)後、第二合衆国銀行として再建された。しかし南部奴隷主階級は1791年以来、同銀行反対勢力の支柱であった。株式会社特許制度に反対する1830年代北部における「反独占」運動もこれに加わった。1832年に同銀行特許期限延長法案が議会を通過したが、連邦政府権限の拡大に反対する南部の州権論者A・ジャクソン大統領の拒否権行使にあって、36年に廃止された。以後1914年の連邦準備制度設立まで、合衆国には中央銀行機能を果たす公的機関は存在しなくなった。[安武秀岳]

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