吉川治郎左衛門(読み)よしかわ じろうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川治郎左衛門」の解説

吉川治郎左衛門 よしかわ-じろうざえもん

1856-1924 明治-大正時代の農村指導者。
安政3年7月23日生まれ。生家近江(おうみ)野洲郡吉川村(滋賀県中主町)の代々地主。明治25年琵琶湖沿岸地域の干拓,水利改修のために吉川興農銀行を創立,菖蒲(あやめ)・喜合(きごう)などの新田開発をおこなう。養蚕振興,学校の設立などにもつくした。県会議員。大正13年7月8日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android