デジタル大辞泉 「噛み熟す」の意味・読み・例文・類語 かみ‐こな・す【×噛み▽熟す】 [動サ五(四)]1 かみ砕いて消化する。咀嚼そしゃくする。2 自分の身につくように、十分に理解する。「教えられたことをよく―・している」[類語]噛む・噛み砕く・噛み付く・食い付く・食らい付く・噛み締める・噛み切る・食い切る・食いちぎる・咀嚼・反芻 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「噛み熟す」の意味・読み・例文・類語 かみ‐こな・す【噛熟】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 食物をかみ砕いて消化する。咀嚼(そしゃく)する。[初出の実例]「さんさんにかみこなひて、くっとのみこふでござある」(出典:虎明本狂言・柑子(室町末‐近世初))② 思うままにする。自由に扱いこなす。[初出の実例]「五十三次に汁かけてかみこなす与作じゃ」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)③ 物事を十分に理解する。熟達する。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例