さんさん

精選版 日本国語大辞典 「さんさん」の意味・読み・例文・類語

さん‐さん【

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 女の手の弱々しく、か細いさま。
    1. [初出の実例]「マレイは々たる玉手を以て、頻りに垂髩の幾茎を撚り」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉一四)
    2. [その他の文献]〔詩経‐魏風・葛屨〕

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普及版 字通 「さんさん」の読み・字形・画数・意味

】さんさん

いたみ憂えるさま。〔詩、小雅、雨無正〕戎(じゆう)(兵乱りてかず りて(と)げず 曾(すなは)ち我が(せつぎよ)(近侍の臣たち) として日に瘁(や)む

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】さんさん

密生する。集まる。唐・李賀仁実兄弟の関に入るを送る〕詩 行槐、西に引(つら)なり 、長くしてたり

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】さんさん

ならし。

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【蚕】さんさん

群り集まる。

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