デジタル大辞泉
「国際子ども図書館」の意味・読み・例文・類語
こくさい‐こどもとしょかん〔‐こどもトシヨクワン〕【国際子ども図書館】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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国際子ども図書館
2000(平成12)年に国立国会図書館の支部図書館として設立された,国内外の児童書に関する図書館サービスを国際的な連携の下に行う国立の児童書専門図書館.三つの基本的役割(「児童書専門図書館としての役割」,「子どもと本のふれあいの場としての役割」,「子どもの本のミュージアムとしての役割」)を果たすために,四つの方針,〈1〉子どもの読書に関する情報発信,〈2〉人材育成及びネットワーク構築,〈3〉国際子ども図書館における実践,〈4〉所蔵資料等を活用した情報提供に沿って,内外の関連機関と連携・協力しつつ,子どもの読書活動推進に取組んでいる.施設は旧帝国図書館(国立国会図書館支部上野図書館)を改修したもの.2002(平成14)年5月に全面開館し,所蔵図書は約42万冊(2018年度).
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
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「国際子ども図書館」の意味・わかりやすい解説
国際子ども図書館【こくさいこどもとしょかん】
東京都台東区上野公園にある児童書専門図書館。正称は国立国会図書館国際子ども図書館。前身は帝国図書館,のち国立国会図書館支部上野図書館として用いられた。2000年国立国会図書館の支部図書館として設立され,2002年5月5日全面開館。国内外の児童書20万点余のほか,児童書関連文献・雑誌・新聞などを収集する。1階に〈子どものへや〉〈世界を知るへや〉〈おはなしのへや〉などがあり,2階に資料室2室を備える。3階〈本のミュージアム〉では企画展を開催。開館にあたり,1906年建造のルネサンス様式の建物に,建築家安藤忠雄による改修・増築が施された。建物は東京都選定歴史的建造物に指定。→児童図書館
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