児童図書館(読み)じどうとしょかん

百科事典マイペディアの解説

児童図書館【じどうとしょかん】

公共図書館活動の一環として,特に児童だけを対象とした読書施設。児童の生活圏に接近して独立した建物のある場合と,公共図書館の一室を児童室とする場合がある。19世紀以来米国で発達。日本では1903年山口県立図書館が児童室を開設したのが最初であり,現在約82%の公共図書館が児童室(コーナー)をもっている(1996年)。→学校図書館国際子ども図書館

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世界大百科事典 第2版の解説

じどうとしょかん【児童図書館】

主として幼児・児童を対象とした公共図書館。設置形態には独立のものと公共図書館の一部に併置されたものとがある。後者はふつう児童室,子ども室,児童コーナーなどともよばれている。子どもが自由に好きな本を選び,読書の楽しさを味わうことによって,自然に読書習慣が身につくよう成人とは別にいろいろな配慮がなされている。すなわち,進んで入館したくなるような明るくてくつろいだ雰囲気づくり,幅広く変化に富んだ資料構成,地域社会と子どもについての配慮,また児童の図書について十分研究している専門的職員の配備などである。

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図書館情報学用語辞典の解説

児童図書館

公共図書館の児童サービスが行われる部門を指し,児童室や児童コーナー,児童専門の独立図書館を含む総称.第一義的には,子どもと資料との出会いの場であり,子どもの知る自由を資料提供によって保証する機関である.貸出サービスやレファレンスサービスとともに,お話し会などが行われる.主なサービス対象は,0歳から13,14歳までの子ども,すなわち,乳幼児から小学生,中学生までである.第二に,児童図書を読みたい成人(ヤングアダルトを含む),子どもの読書や児童図書館について調査や研究を行う成人へのサービスをも行う.この場合の主な対象は,児童図書愛好者,子ども文庫や親子読書会の世話人,児童文学や児童図書館学を学ぶ学生,研究者,児童図書の作家や画家,児童図書編集者などとなる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

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