デジタル大辞泉
「沖縄社会大衆党」の意味・読み・例文・類語
おきなわ‐しゃかいたいしゅうとう〔おきなはシヤクワイタイシユウタウ〕【沖縄社会大衆党】
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沖縄社会大衆党
おきなわしゃかいたいしゅうとう
沖縄の政党。略称社大党。第2次世界大戦後のアメリカ軍占領下の沖縄で,1950年10月に結党。一般勤労者階層を支持基盤とし,民主主義による社会政策の実施などを政綱に掲げた。1960年代に入り,本土復帰運動の統一組織,沖縄県祖国復帰協議会(復帰協)の中心的存在として運動を推進した(→沖縄返還)。1972年の復帰後,党の存続をめぐり一時動揺したが,平良幸一委員長を沖縄県知事に当選させるなど,態勢を固めた。2013年現在,所属国会議員は糸数慶子参議院議員 1人だが,地方政党として特異な存在である。
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「沖縄社会大衆党」の意味・わかりやすい解説
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の沖縄社会大衆党の言及
【沖縄[県]】より
… 対日講和の構想が明らかにされるころから,沖縄では日本復帰運動の組織的活動が開始される。1951年4月,沖縄社会大衆党(社大党,1950年10月結党),沖縄人民党(人民党,1947年7月結党)を中心に〈日本復帰促進期成会〉が初の超党派的復帰運動体として結成された。50年代の沖縄の民衆運動は軍用地問題をめぐる島ぐるみ闘争に象徴されるが,その爆発的契機となったのは,56年6月のプライス勧告である。…
※「沖縄社会大衆党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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