坂祝町(読み)さかほぎちよう

日本歴史地名大系 「坂祝町」の解説

坂祝町
さかほぎちよう

面積:一二・八七平方キロ

県中央部南端に位置し、加茂郡のうち美濃加茂市により分断された南西端にあたる。木曾川中流右岸河岸段丘上に立地。東と北は美濃加茂市、西は関市と各務原かかみがはら市、南は木曾川を隔てて可児かに市と愛知県犬山市に接する。南境を木曾川が西流し、日本ライン景勝地として飛騨木曾川国定公園に指定されている。町の中央にある標高一六二・八メートルの郷部ごぶ山を囲んで平坦地が連なり、ドーナツ形の地形をなしている。南部は商業と住宅地帯で、東部は畑作地帯であったが、現在は宅地化が著しい。北西部一帯は穀倉地帯となっている。総面積の三三・八パーセントが耕地、山林二八・一パーセント、宅地九パーセントである。南部を国道四一号とJR高山本線が並行して東西に走り、県道坂祝―関線・坂祝―富加線が西部を縦断する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「坂祝町」の意味・わかりやすい解説

坂祝〔町〕
さかほぎ

岐阜県南部,美濃加茂市の西隣の町。 1968年町制。木曾川沿岸は日本ラインの景勝地。電機・機械工場や採石場があり,住宅地化が進む。町域の一部は飛騨木曾川国定公園に属する。 JR高山本線,国道 21号線が通る。面積 12.87km2人口 8071(2020)。

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