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塵点劫(読み)じんてんごう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

塵点劫
じんてんごう

仏教用語。途方もなく長い時間のたとえ。 (1) 『法華経』化城喩品には,大通智勝仏の滅度以来の久遠の時間を三千塵点という。これは三千大千世界全体をすりつぶして墨汁とし,それを一千国土を経過するごとに1点ずつ落して,その墨汁全部が尽きたとき経過した全国土をみじんに砕いて,その一塵を一劫としても,その久遠の時間にははるかに及ばない,という。 (2) 『法華経』寿量品には,釈尊の成道以来の久遠の時間を五百塵点劫とする。五百千万那由他阿僧祇の三千大千世界をみじんに砕き,そのちりを五百千万那由他阿僧祇の国土を過ぎるごとに1つずつ下して,そのすべてが尽きたときまでに経過した全国土をみじんに砕き,その一塵を一劫として数えても,釈尊成道以来の久遠の時間にははるかに及ばない,という。 (→ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

じんでん‐ごう〔ヂンデンゴフ〕【×塵点×劫】

仏語。計ることのできないようなきわめて長い時間。塵劫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じんでんごう【塵点劫】

〘仏〙 計りきれないほどの非常に長い時間。塵劫。

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