変通(読み)ヘンツウ

精選版 日本国語大辞典 「変通」の意味・読み・例文・類語

へん‐つう【変通】

  1. 〘 名詞 〙 その場の状況に応じて、どのようにでも変わること。自由自在に変化適応してゆくこと。
    1. [初出の実例]「若不変通之道、則何辨理乱之方者乎」(出典類聚三代格‐一・延喜格序(908))
    2. 「軍法をまなびても変通(ヘンツウ)の機転なく武用にぶき大将は」(出典:翁問答(1650)下)
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕

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普及版 字通 「変通」の読み・字形・画数・意味

【変通】へんつう

変化に自在に適応する。〔易、辞伝上〕廣大は天地に配し、變四時に配し、陰陽の義は日に配し、易(いかん)の義は四に配す。

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