内院(読み)ナイイン

大辞林 第三版の解説

ないいん【内院】

寺院の奥にある道場。
〘仏〙 兜率天とそつてんの内部にあり、弥勒菩薩みろくぼさつが説教を行なっている場所。善法堂。
斎宮寮の三院の一。斎王の常の御座所。 → 外院げいん中院
矢の的まとの三重の黒輪に囲まれた最も中央の部分。内規。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ない‐いん ‥ヰン【内院】

[1] 伊勢神宮の斎宮寮の三院の一つ。斎内親王の常の御座所。
[2] 〘名〙
① 神社の瑞垣(みずがき)の内部。伊勢神宮では内外宮ともに、正殿および東西宝殿を含む神域をさす。
※神宮雑例集(1202‐10頃)「雞鳴参拝内院
兜率天(とそつてん)の中にある、彌勒菩薩(みろくぼさつ)がいて法を説いている所。四十九院があるといわれる。
※延宝版宇津保(970‐999頃)俊蔭「我は、昔とそつてんの内ゐんの衆生なり」
③ 寺院などで、奥の方にある道場。
④ 矢の的(まと)の中央に近い部分。内規。
※続日本紀‐慶雲三年(706)正月壬辰「一箭中外院布二十端、中院二十五端、内院三十端」

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