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外陰パジェット病(外陰ページェット病) がいいんぱじぇっとびょうがいいんぺーじぇっとびょう Paget Disease of the Vulva

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家庭医学館の解説

がいいんぱじぇっとびょうがいいんぺーじぇっとびょう【外陰パジェット病(外陰ページェット病) Paget Disease of the Vulva】

[どんな病気か]
 パジェット病には、乳房(にゅうぼう)パジェット病(コラム乳房パジェット病」)と乳房外(にゅうぼうがい)パジェット病(「乳房外パジェット病」)とがあり、乳房外パジェット病のなかでもっとも多いのが、外陰部のパジェット病です。
 アポクリン腺(せん)という汗腺(かんせん)に発生したがんで、外陰部、会陰(えいん)、肛門(こうもん)周囲、わきの下など、アポクリン腺の分布しているところに発生します。
 初期には、湿疹(しっしん)のような紅斑(こうはん)(皮下(ひか)血管の充血や拡張による赤い斑)で始まり、のちに湿潤(しつじゅん)(湿った状態)、びらん(表皮表面の欠損)、かさぶたの形成とともに、かゆみ、灼熱感(しゃくねつかん)、痛みなどの自覚症状をともなってきます。
 60歳以上の高齢者がかかりやすく、この年齢層の女性に、治療してもなかなかよくならない外陰部の難治(なんち)性湿疹がある場合は、外陰パジェット病の可能性も考えなくてはなりません。
[検査と診断]
 外陰部の肉眼的所見とともに、生検(せいけん)(組織診断のための切除検査)をして特徴的なパジェット細胞が認められれば、診断は確定します。
[治療]
 パジェット細胞は、皮膚の表層へむかって進展していくことが多いほか、鼠径部(そけいぶ)のリンパ節に転移することがあります。
 したがって治療は、正常な皮膚を含めて広く外陰部を切除するほか、鼠径リンパ節の摘出も合わせて行なう必要があります。
 手術後のフォローアップを要することはいうまでもなく、定期的に通院して再発のチェックを行なわなくてはなりません。

出典|小学館
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