多感(読み)タカン

デジタル大辞泉 「多感」の意味・読み・例文・類語

た‐かん【多感】

[名・形動]ちょっとしたことにも感情を動かされること。感じやすいこと。また、そのさま。「多感な(の)青年
[類語]多情鋭敏過敏敏感神経質繊細聡い感じ易いセンシティブデリケートエモーショナルデリカシーナーバス細心

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精選版 日本国語大辞典 「多感」の意味・読み・例文・類語

た‐かん【多感】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 感じやすく、傷つきやすいさま。感受性のするどいさま。
    1. [初出の実例]「彼(か)の多感(タカン)なる美術家風の純之助」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉一九)

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普及版 字通 「多感」の読み・字形・画数・意味

【多感】たかん

感傷しやすい。唐・杜牧〔初春感有り、歙州員外に寄す〕詩 聞く、君も亦た多感なりと 何(いづ)れの處にか干(らんかん)に倚(よ)る

字通「多」の項目を見る

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