多祥(読み)タショウ

デジタル大辞泉 「多祥」の意味・読み・例文・類語

た‐しょう〔‐シヤウ〕【多祥】

幸いの多いこと。多く手紙文に用いる。多幸。多福。「御多祥を祈ります」
[類語]多幸幸福幸せさいわさち果報冥利みょうり万福ばんぷく至福浄福清福福福大福ハッピー

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精選版 日本国語大辞典 「多祥」の意味・読み・例文・類語

た‐しょう‥シャウ【多祥】

  1. 〘 名詞 〙 さいわいの多いこと。よろこびの多いこと。多く「御多祥」の形で相手安否をたずねる手紙文の慣用語として用いる。
    1. [初出の実例]「主家多祥、貴業益々昌也。却て是れ幾番の火災、厄難、察す察す」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)

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