多幸(読み)タコウ

デジタル大辞泉 「多幸」の意味・読み・例文・類語

た‐こう〔‐カウ〕【多幸】

[名・形動]非常にしあわせなこと。また、そのさま。「御多幸を祈ります」「多幸一生
[類語]多祥幸福幸せさいわさち果報冥利みょうり万福ばんぷく至福浄福清福福福大福ハッピー

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精選版 日本国語大辞典 「多幸」の意味・読み・例文・類語

た‐こう‥カウ【多幸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) しあわせが多いこと。非常にしあわせなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「多幸憶広宴、還悦湛露仁」(出典:懐風藻(751)春日侍宴〈息長臣足〉)

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普及版 字通 「多幸」の読み・字形・画数・意味

【多幸】たこう(かう)

幸いが多い。〔左伝、宣十六年〕善人、上に在れば、則ち國に幸(倖)民無し。(ことわざ)に曰く、民の多幸は、國の不幸なりと。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多幸」の意味・わかりやすい解説

多幸
たこう
euphonia

爽快な気分のことで,上機嫌とか陶酔ともいう。精神医学の専門用語としては,老年痴呆,前頭葉腫瘍,アルコール依存症などの際に現れる,現実を遊離した病的な,内容のない好機嫌をさす。

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