幸せ(読み)シアワセ

デジタル大辞泉 「幸せ」の意味・読み・例文・類語

し‐あわせ〔‐あはせ〕【幸せ/仕合(わ)せ/×倖せ】

[名・形動]《動詞「しあ(為合)わす」の連用形から》
運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。「思わぬ幸せが舞い込む」
その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。「幸せな家庭」「末永くお幸せにお暮らしください」
めぐり合わせ。運命。「―が悪い」
「道がわかんねえで困ってると、―よく水車番に会ったから」〈有島生れ出づる悩み
運がよくなること。うまい具合にいくこと。
「―したとの便りもなく」〈浄・博多小女郎
物事のやり方。また、事の次第。
「そのとがのがれず、つひには捕へられて此の―」〈浮・一代男・四〉
[類語](1)(2幸福さちさいわ幸運福運果報冥加みょうが多幸多祥万福至福浄福清福福福大福ハッピー
[補説] 
2017年に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。2017」キャンペーンでの「幸せ」への投稿から選ばれた優秀作品。

◆「なるもの」ではなく「気づくもの」。
みなしごハッチさん

◆生まれてきて良かったと思うこと。
pikoさん

◆「ずっとこのままでいたい」と思える瞬間。
ともさん

◆イライラしたり疲れたりしているときに癒してくれるもの。また、自分がやりたいことをできる状態。
keisuさん

宗教家の「商品」。
春日井さん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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