デジタル大辞泉 「夜さり」の意味・読み・例文・類語 よ‐さり【夜さり】 《「さり」は来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から》1 夜になるころ。夜。ようさり。「私などは―店を了しまいますると」〈鏡花・草迷宮〉2 今夜。今晩。「大納言―斬らるべう候ふなれば、成経も同座にてこそ候はんずらめ」〈平家・二〉[類語]夜・夜よ・小夜さよ・宵よい・晩・暮夜ぼや・夜間・夜中やちゅう・夜分やぶん・夜陰やいん・夜半よわ・夜中よなか・夜半やはん・ナイト よう‐さり【▽夜さり】 《「よさり」の音変化》夜。また、夕方。よさり。「けふなむとて、―見えたり」〈かげろふ・中〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例