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夜さり ヨウサリ

デジタル大辞泉の解説

よう‐さり【夜さり】

《「よさり」の音変化》夜。また、夕方。よさり。
「けふなむとて、―見えたり」〈かげろふ・中〉

よ‐さり【夜さり】

《「さり」は来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から》
夜になるころ。夜。ようさり。
「私などは―店を了(しま)いますると」〈鏡花・草迷宮〉
今夜。今晩。
「大納言―斬らるべう候ふなれば、成経も同座にてこそ候はんずらめ」〈平家・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ようさり【夜さり】

〔「よさり」の転〕
夜。また、夕方。 「 -行きて見るに/平中 38

よさり【夜さり】

〔「さり」は、来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から〕
夜になったころ。夜分。特に、今夜・今晩の意を表すこともある。副詞的にも用いられる。ようさり。 「時雨しぐれた-は/歌行灯 鏡花」 「さらに、-この寮つかさにまうで来とのたまひて/竹取」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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