夜陰(読み)ヤイン

デジタル大辞泉 「夜陰」の意味・読み・例文・類語

や‐いん【夜陰】

夜のやみ。夜の暗さ。また、夜中夜分。「夜陰に乗じて攻撃をしかける」
[類語]小夜さよさりよい暮夜ぼや夜間夜中やちゅう夜分やぶん夜半よわ夜中よなか夜半やはんナイト夕闇宵闇暮色暗闇暗がり真っ暗闇薄暗がり手暗がり暗黒

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精選版 日本国語大辞典 「夜陰」の意味・読み・例文・類語

や‐いん【夜陰】

  1. 〘 名詞 〙 夜の暗がり。夜のやみ。夜。夜分。
    1. [初出の実例]「玉匣地深朝気徹、金台水冷夜陰甲」(出典:経国集(827)一四・奉試賦得照瞻鏡〈小野春郷〉)
    2. 「夜陰の事なれば、松明ふりあげさせて此の馬を見」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔江淹‐清思詩〕

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普及版 字通 「夜陰」の読み・字形・画数・意味

【夜陰】やいん

暗夜

字通「夜」の項目を見る

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