暮夜(読み)ボヤ

デジタル大辞泉 「暮夜」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐や【暮夜】

夜になった時。また、夜。夜分
[類語]小夜さよさりよい夜間夜中やちゅう夜分やぶん夜陰やいん夜半よわ夜中よなか夜半やはんナイト

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精選版 日本国語大辞典 「暮夜」の意味・読み・例文・類語

ぼ‐や【暮夜】

  1. 〘 名詞 〙 夜にはいったとき。また、夜。
    1. [初出の実例]「曲中暮夜有河漏及湯餠」(出典:鴨東四時雑詩(1816))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐楊震伝〕

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普及版 字通 「暮夜」の読み・字形・画数・意味

【暮夜】ぼや

夜分。〔後漢書、楊震伝〕王密見す。夜に至り、金十斤を懷(ふところ)にして以て震に(おく)りて~曰く、夜知る無からんと。震曰く、天知り、知り、我知り、子(し)知る。何ぞ知るもの無しと謂はんやと。密、愧(は)ぢて出づ

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