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大師信仰 だいししんこう

世界大百科事典 第2版の解説

だいししんこう【大師信仰】

弘法大師,元三(がんざん)大師,善導大師など各宗派の祖や高僧に対する信仰をさすが,大師信仰として一括されるのは,これらの基底にオオイコ(大子)として神の子や遊行の神が村に現れるとする信仰があるとされるからである。この傾向はとくに弘法大師に強い。 弘法大師(空海)は真言宗の祖であるわけだが,伝記については,まだ不明の部分がある。とくに修行時代は不明なので,古くから弘法大師が各地に現れて,奇跡を行ったとする伝説は多い。

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世界大百科事典内の大師信仰の言及

【東寺】より

…足利尊氏は源氏の氏神でまた武神でもある八幡神を尊崇し,東寺鎮守八幡宮を保護したので,以後室町幕府とも結びつきが深くなる。このころになると庶民の大師信仰が盛んとなるが,1486年(文明18)土一揆のため金堂,講堂などが焼失した。89年(延徳1)5月6日,講堂以下諸堂建立の官宣旨が下されたが,再建は講堂を除いてはほとんど行われず,また諸国の所領はすべてその支配を離れた。…

※「大師信仰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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