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大気吸収 たいききゅうしゅうatmospheric absorption

世界大百科事典 第2版の解説

たいききゅうしゅう【大気吸収 atmospheric absorption】

太陽放射などが大気中を通過するときに受ける吸収をいう。太陽は,その表面の温度が約6000Kの黒体とみなしてもよいと考えられているが,そうだとすると黒体放射に関するプランクの放射則によって,太陽放射波長は0.15μmから4μmにわたり,全エネルギーの約半分は0.38μmから0.77μmの可視光線の範囲に含まれ,エネルギー極大の波長は0.5μmの青緑色のはずである。ところが地球表面で観測される太陽スペクトルでは,エネルギー極大の波長は約0.6μmの黄色の部分にある。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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