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大漢族主義 だいかんぞくしゅぎDà Hàn zú zhǔ yì

世界大百科事典 第2版の解説

だいかんぞくしゅぎ【大漢族主義 Dà Hàn zú zhǔ yì】

多民族からなる中国において,圧倒的多数を占める漢族優越を前提として,他の少数民族を差別圧迫し,各民族の平等の権利と独自の文化を否定しようとする考え方をいう。王朝体制下でつねに意識された華夷思想,さらには近代のブルジョア民族排外主義の表れでもある。すでに満州族の支配する清朝を打倒して成立した中華民国の初期,孫文は,漢・満・モンゴル・回・チベット五族共和を提唱し,漢族への同化を色濃くもった性格のものとはいえ,民族の統一をはかった。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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