コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大漢族主義 だいかんぞくしゅぎ Dà Hàn zú zhǔ yì

1件 の用語解説(大漢族主義の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

だいかんぞくしゅぎ【大漢族主義 Dà Hàn zú zhǔ yì】

多民族からなる中国において,圧倒的多数を占める漢族の優越を前提として,他の少数民族を差別圧迫し,各民族の平等の権利と独自の文化を否定しようとする考え方をいう。王朝体制下でつねに意識された華夷思想,さらには近代のブルジョア民族排外主義の表れでもある。すでに満州族の支配する清朝を打倒して成立した中華民国の初期,孫文は,漢・満・モンゴル・回・チベット五族共和を提唱し,漢族への同化を色濃くもった性格のものとはいえ,民族の統一をはかった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大漢族主義の関連キーワード臣民スンニー派中華人民共和国民族解放運動圧倒的絶対多数基幹民族ダゲスタン満州建国大学インドネシアの婚姻法

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

大漢族主義の関連情報