コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

大谷広次(初代) おおたに ひろじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

大谷広次(初代) おおたに-ひろじ

1696-1747 江戸時代中期の歌舞伎役者。
元禄(げんろく)9年生まれ。初代大谷広右衛門の子。元禄13年初舞台立役(たちやく)として人気を得,享保(きょうほう)12年「八陣太平記」で2代市川団十郎の相手役で荒事(あらごと)を演じ評判となった。「せり出し」「引き抜き」の創始者とされる。延享4年5月25日死去。52歳。江戸出身。俳名は十町。屋号は丸屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

大谷広次(初代)

没年:延享4.5.25(1747.7.2)
生年:元禄9(1696)
江戸中期の歌舞伎役者。俳名十町,屋号丸屋。初代大谷広右衛門の子。江戸生まれ。元禄14(1701)年初舞台。享保4(1719)年には評判記で立役上上吉に位付けされる。その活躍ぶりから2代目市川団十郎,初代沢村宗十郎,初代坂東彦三郎らと共に立役の四天王と呼ばれ,人気があった。曾我狂言鬼王朝比奈,あるいは男伊達(侠客)などの役を得意とする大柄な芸風を見せる一方,せり出し(1727),衣裳の引き抜き(1731)を工夫するなど,演出面での功績も残した。

(池山晃)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

大谷広次(初代)の関連キーワード中村仲蔵(江戸系・2代)大谷友右衛門(5代)大谷広右衛門(3代)大谷広次(大谷広治)中村伝九郎(4代)坂東彦三郎(初代)津打門三郎(初代)中村助五郎(初代)大谷広次(2代)中村仲蔵(2代)大谷広次(4代)大谷広次(3代)大谷徳次(初代)隅田春妓女容性古今役者論語魁金井三笑藤本斗文鳥居清重駿河屋没年

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android