デジタル大辞泉 「太刀筋」の意味・読み・例文・類語 たち‐すじ〔‐すぢ〕【太‐刀筋】 1 太刀の使い方。剣を扱う才能。「太刀筋が乱れない」「太刀筋がよい」2 相手を責めたてる言葉や文章。太刀先。「ホホと笑う慣れきった返しの―」〈露伴・五重塔〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「太刀筋」の意味・読み・例文・類語 たち‐すじ‥すぢ【太刀筋】 〘 名詞 〙① 太刀のつかい方。太刀を使う手筋。また、太刀のつかい方の素質。[初出の実例]「此五つの太刀筋にてわが太刀の道をも知り」(出典:五輪書(1645頃)水の巻)「御太刀筋をも一覧仕度存候て、案内をも申さず」(出典:室町殿物語(1706)一二)② 太刀を打ち込む方向。太刀の通っていく道筋。[初出の実例]「太刀筋かはしてかいくぐるを」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例