コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

五輪書 ごりんのしょ

6件 の用語解説(五輪書の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

五輪書
ごりんのしょ

江戸時代の剣豪宮本武蔵の著書。「地」「水」「火」「風」「空」の5巻より成る。寛永 20 (1643) 年,60歳のときのものという。武蔵が会得した兵法の技術のみならず,その兵法のうちに貫流しているきびしい心構えをも記す。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ごりんのしょ【五輪書】

江戸前期の武道書。5巻。宮本武蔵著。成立年代未詳。兵法の奥義を、地・水・火・風・空の5部に分類して説いたもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

五輪書【ごりんのしょ】

宮本武蔵の兵法書。序と地水火風空の5巻からなる。一生の間に自得した兵法の極意を,門人寺尾勝延に形見として与えたものとされ,序に寛永20年(1643年),60歳のときから書くとあるが,自筆本が現存せず,成立については疑問も残る。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ごりんのしょ【五輪書】

江戸初期の兵法書。二天一流の流祖宮本武蔵の著。仏教の〈五大〉,地水火風空にかたどって5巻に分かれ,地の巻は兵法の大意,水の巻は兵法の利,火の巻は合戦の理,風の巻は他流の評論,空の巻は兵法の奥義について述べている。1643年(寛永20)から45年(正保2)5月,死の直前にかけて,肥後の地,岩戸山にこもって書き上げたといわれるが,武蔵の自筆本が現存せず,成立について疑問は残る。しかし《五輪書》は,1641年客分として仕えていた熊本藩主細川忠利に,兵法の見立て,心持ちについて書き上げた《兵法三十五箇条》を敷衍(ふえん),肉付けしたものであり,武蔵の兵法観,武芸観をまとめたものであることに変りはない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ごりんのしょ【五輪書】

兵法書。宮本武蔵著。五巻。1643年頃成立。五輪すなわち地・水・火・風・空になぞらえて五部に分け、兵法の奥義を述べる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

五輪書
ごりんのしょ

兵法(へいほう)二天一流(にてんいちりゅう)の基本的伝書で、流祖宮本武蔵玄信(むさしげんしん)(1584―1645)の遺書と伝えられる。全5巻。武蔵の自筆本は現存せず、写本としては、その没後20余年を経た1667年(寛文7)5月、高弟寺尾孫之丞(まごのじょう)が門人山本源介にあてた巻子本(かんすぼん)(細川家永青(えいせい)文庫蔵)が善本とされる。その骨子は、1641年(寛永18)藩主細川忠利(ただとし)に奉呈した「兵法三十五箇条」とよばれる覚書にみられ、これを敷衍(ふえん)し、肉づけしたもので、内容は、仏教でいう地水火風空の五大五輪にかたどって5巻に編成されている。武蔵独自の兵法観、および二刀兵法の太刀(たち)筋の正当性について、簡潔平易な文章で力強く表現されており、近世初期の流派武道伝書の白眉(はくび)とされている。[渡邉一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の五輪書の言及

【宮本武蔵】より

…二天一流(円明流,武蔵流ともいう)剣法の祖。《五輪書》の著者。二天と号した。…

※「五輪書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

五輪書の関連キーワード憲房色二天一流二刀流宮本佐々木巌流二天流宮本武蔵 一乗寺の決闘宮本武蔵 般若坂の決闘山東彦右衛門新免弁助

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

五輪書の関連情報