デジタル大辞泉 「手筋」の意味・読み・例文・類語
て‐すじ〔‐すぢ〕【手筋】
2 書画・芸事・武芸など、手先を使ってする事柄の素質・天分。「バイオリンの
3 囲碁・将棋で、攻防の基本となる手をうまく活用すること。また、ある局面にいちばん適した手。「碁の
4 手段。てだて。
「その儀について、拙者方にも―もござれば」〈伎・五大力〉
5 世話を頼む相手。つて。てづる。
「やうやう―をもとめて、浅草のお別当様へ申しこみ」〈咄・聞上手〉
6 関係のある方面。むき。
「これはいづくの―より漏れ聞こえし事ぞと」〈浮・敗毒散・五〉
[類語]才・能力・力量・能・才能・才覚・文才・才気・手際・手腕・手並み・腕前・技量