奔命（読み）ほんめい

精選版 日本国語大辞典

ほん‐めい【奔命】

〘名〙 君命に従って、忙しく奔走すること。転じて、忙しく立ち回ること。

※懐風藻（751）秋日於長王宅宴新羅客〈下毛野虫麻呂〉「物色相召、烟霞有_二奔命之場_一」

※江戸繁昌記（1832‐36）四「四方に奔命して、善く大賈と豪農とに交る」 〔荘子‐駢拇〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

ほん‐めい【奔命】

主君の命を受けて奔走すること。転じて、忙しく活動すること。
[類語]運動・活動・行動・奔走・策動・行動・生動・蠢動しゅんどう・躍動・活躍・動く・動き回る・働く

出典　小学館

普及版 字通

【奔命】ほんめい

君命に奔走する。〔左伝、襄二十六年〕、是(ここ)に於てを伐ちて駕を取り、棘(きよく)に克ちて州來に入る。楚、命に罷(つか)れ、今に至るまで患を爲すは、則ち子靈の爲(しわざ)なり。

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出典　平凡社「普及版 字通」